脱毛テープを使用してムダ毛の処理をしたことはありますか?
毛根から毛を抜くので、ムダ毛処理後の黒いプツプツ毛穴がないなめらかな肌へと導いてくれるので愛用者が多くいます。
1度、脱毛テープを使用して処理をすると毛根から毛を抜いているので最大4週間はきれいな状態をキープできるのでぜひ試してみましょう。
今回は、脱毛テープの効果や種類、使い方、注意点をお伝えします。
1.脱毛テープの効果はどのくらい続くの?
脱毛テープは、個人差はあるものの10日~4週間くらいは毛のない状態をキープできます。
毛根から毛を抜くので、カミソリなどに比べると効果も長く保てるので選ぶ方も多いです。
また、テープを貼って抜くまで5分程度で済むので忙しいときでも気軽に脱毛できるので愛用者も多くいます。
カミソリなどでシェービングをすると、どうしても毛の断面が見えてしまい黒い毛穴が目立つ肌になりがちです。
また、数日後には伸びてきてしまうので短いスパンでお手入れが必要になってしまいます。
脱毛テープの効果をまとめると、
- 10~4週間はツルツルの状態をキープできる
- 毛穴が目立たない
- 脱毛テープのお手入れは月に1回程度でOK
このように、脱毛テープによるムダ毛の自己処理がとても便利だということが分かりますね。
次に、脱毛テープのメリットとデメリットを見てみましょう。
便利な脱毛テープにも、メリットだけではなくデメリットもあるので理解した上で使用することをおすすめします。
2.脱毛テープのメリットとデメリットを知りたい
まず、脱毛テープのメリットは3つです。
- 肌触りがなめらかに仕上がる
- 毛が生えるまでがゆっくり
- 一気に抜けるから楽
順番に詳しくみていきましょう。
メリット1.肌触りがなめらかに仕上がる
カミソリなどと違って、毛根から毛を抜くので毛穴に毛がない状態になり肌さわりがなめらかに仕上がります。
カミソリなどでの処理は、どうしても毛の断面がななめになり手触りもジョリジョリとすることが多くあまり良いものではありません。
特に、毛が太い場合この悩みは深刻でしょう。
自己処理後の手触りが気になるという方は、脱毛テープで毛根から抜くとその悩みも解消されます。
メリット2.毛が生えるまでがゆっくり
脱毛テープで毛根から抜くので、次の毛が生えるまでがゆっくりです。
カミソリなどで剃っても数日でチクチクと毛が伸びてきます。
頻繁にカミソリで剃ると、肌もボロボロになるので避けたいところです。
脱毛テープなら、ムダ毛の処理が月1回程度に減るので肌の負担も少なくなります。
メリット3.一気に抜けるから楽
脱毛テープをしっかりと貼れれば、後は一気に剥がすだけでムダ毛処理ができるので楽です。
広範囲をカミソリで剃るのは意外と大変ではありませんか?
しっかり剃ろうと思うと、それだけ時間も必要になります。
脱毛テープなら、脱毛箇所に貼って剥がすだけなので5分もあれば広範囲の処理が楽にできるのでおすすめです。
次に、脱毛テープのデメリットはこちらの3つとなります。
- 脱毛テープを剥がすときが痛い
- 毛を伸ばす必要がある
- 肌トラブルが心配
脱毛テープはメリットだけではなく、このようなデメリットもあるので確認しておきましょう。
デメリット1.脱毛テープを剥がすときが痛い
毛をしっかりと抜くために、脱毛テープはしっかりと肌に貼る必要があります。
また、当然ですが多くの毛を一気に剥がすので痛みを避けることは難しいです。
逆に、脱毛テープを剥がしたときに痛みがない場合、毛がしっかりと脱毛テープに付いていないことも考えられます。
そのため、毛が抜けないという事態になりかねません。
脱毛テープ=痛い=しっかり抜けているということは覚えておきましょう。
デメリット2.毛を伸ばす必要がある
脱毛テープに毛がしっかりと付かない毛は抜けません。
脱毛テープを使いたい場所の毛を5㎜以上伸ばしておくと安心です。
腕や脚など洋服やズボンで隠せるところは、毛を伸ばしておいても問題はありません。
ただ、脇毛に限っては夏場などTシャツの袖から見えてしまうことも……。
電車の中で吊革に付かまっているときなど困りますよね。
毛を伸ばすことを考えて、脇など人に見られて困る箇所は早めに処理をするように心がけましょう。
デメリット3.肌トラブルが心配
脱毛テープの最大のデメリットは、肌トラブルを引き起こす可能性が高いということです。
脱毛テープを剥がすときに肌に強い刺激を与えるので、毛嚢炎・埋没毛・色素沈着・かぶれ・炎症などを引き起こす可能性があります。
これらの肌トラブルを防ぐには、消毒・保湿・冷却をしっかりと行うことが大切です。
また、これらの肌トラブルは脱毛テープに限ったことではありません。
光脱毛やレーザー脱毛、カミソリなどでも起こる可能性はあります。
それだけ毛の処理は、肌や毛穴にストレスを与えているということです。
事前に消毒をして、アフターケアもしっかりとするように心がけましょう。
次に脱毛テープの選び方です。
脱毛テープは、場所によって使い分けることで効率よく安全に処理ができます。
4.脱毛テープの選び方
脱毛テープは、ベーシックタイプ・デリケートゾーン専用・顔専用・敏感肌用など肌や使用したい箇所によって使い分けましょう。
ベーシックタイプは脚や腕などの広範囲に使用するものです。
刺激が強くなるので、デリケートゾーンなど肌の弱いところには使えません。
肌トラブルを招くきっかけになり、最悪の場合しばらくは自己処理ができなくなることや皮膚科などを受診することも考えられます。
肌の弱いところにはデリケートゾーン専用の脱毛テープを使用しましょう。
また、顔にもベーシックタイプを使用するのは控えてください。
顔の皮膚はとても薄いので、顔専用の脱毛テープを使用しないと肌トラブルが発生します。
初めて脱毛テープを使用する方や、肌が敏感な方は敏感肌用がおすすめ。
少ない刺激で脱毛テープによるムダ毛処理ができます。
初めての方は敏感肌用で試してみて、問題ないようであればベーシックタイプを挑戦してみましょう。
脱毛箇所によって脱毛テープを使い分けるだけでなく、脱毛テープも数種類出ているので肌に合うものを見つけてみてください。
今回は手軽に購入できる2つの代表的な脱毛テープをご紹介しますね。
5.手軽に買える市販の脱毛テープはこの2つ
手軽に購入できる市販の脱毛テープはこちらの2つです。
- エピラット
- ヴィート
おそらくドラッグストアなどで1度は見たことがあると思います。
それぞれ詳しくみてみましょう。
エピラット
エピラットはクラシエから発売されている売り上げNO.1の脱毛テープです。
1983年から脱毛剤の発売を始め、1986年から脱毛テープなども取り扱うようになりました。
- 脱毛効果は最大4週間と長く続く
- 2つの肌保護成分を配合
- ミニサイズもあるので狭い部分にも使える
長い間、脱毛に関わり続けてきたエピラットは多くの愛用者がいます。
また、カモミールエキスと海藻エキスが配合されているので、肌を労わりながら毛の処理が可能です。
ヴィート
ヴィートもドラッグストアで手軽に購入できるので人気です。
こちらは、脱毛テープというより脱毛ワックスに分類されます。
そのため、ワックス特有のベタベタが観気になるという声もあるので注意しましょう。
- 世界売り上げ1
- 最大4週間効果持続
- 保湿成分アーモンドオイル・ビタミンE配合
- 1,5mmのムダ毛から使用可能
脱毛テープは5㎜以上毛を伸ばす必要がありますが、脱毛ワックスシートであるこちらの商品は1,5㎜でOK!
ワックスにより毛をしっかりと絡めてきれいに脱毛が可能です。
初めて脱毛テープを使うなら、この2つから選べば問題なく処理ができるので挑戦してみてくださいね。
ところで、脱毛テープはどのように使えば上手に毛が処理できるのでしょうか?
6.脱毛テープの使い方5つの手順
脱毛テープの手順は5つとなります。
- 脱毛箇所を清潔にして毛穴を開く
- 脱毛テープを貼る
- 一気に剥がす
- 残った毛を毛抜きで抜く
- アフターケアをする
順番にどのようにするのかをお伝えしましょう。
手順1.脱毛箇所を清潔にして毛穴を開く
まず、脱毛したい箇所を清潔にすることと毛穴を開くことから始めます。
入浴後やホットタオルで脱毛箇所の毛穴を開くのが一般的です。
脱毛テープを貼る前に、エタノールなどで脱毛箇所を消毒しましょう。
肌にある余分な皮脂も取れるので、このあとの脱毛テープを張るときが楽です。
手順2.脱毛テープを貼る
消毒まで済んだら、脱毛テープを貼ります。
このとき、脱毛箇所の皮膚を引っ張りしっかりと貼ることが大切です。
また、空気が入らないように気を付けましょう。
空気が入ると、テープに毛がしっかりと付かずに失敗してしまうからです。
形が複雑な脇は、脱毛テープを細かく切って何回かに分けるとやりやすいので試してみましょう。
手順3.一気に剥がす
脱毛テープをしっかりと貼ったら、毛の流れとは真逆に一気に剥がしましょう。
このとき、痛みを恐れてゆっくりと剥がすと毛が抜けず失敗で終わることになりかねません。
また、毛流れに沿って剥がすのも毛が抜けにくいのでやめましょう。
手順4.残った毛を毛抜きで抜く
毛が数本残ってしまうことは珍しくないので、毛抜きで残った毛は抜きます。
このときカミソリを使うと、その毛の部分だけ毛が毛穴に残った状態なので周りよりも早く伸びてくるので気を付けましょう。
手順5.アフターケアをする
毛がなくなったら、アフターケアを忘れずに行うことが大切です。
脱毛箇所の保湿と冷却を忘れずに行いましょう。
しっかりとアフターケアをすることで、脱毛テープによる肌トラブルの予防になります。
脱毛テープを温めてみよう
うまく毛が抜けなかったという方は、脱毛テープをドライヤーで温めてみましょう。
特に、ヴィートのようなワックスシートはドライヤーなどで温めることで、毛がテープに絡みやすくなります。
脱毛テープにも応用可能なので1度試してみてくださいね。
7.脱毛テープを使うときの6つの注意点
手軽にムダ毛を処理できる脱毛テープですが、皮膚にテープを貼って一気に剥がすという行為は肌にストレスを与えていることは確かです。
このように、肌がストレスを感じると肌トラブルが起きやすくなります。
以下の注意点を守って、快適に脱毛テープを使用しましょう。
- パッチテストをすること
- Iラインはなるべく避ける
- 毛を伸ばすこと
- 生理中や日焼けをしているときは使用しない
- アフターケアをしっかりとすること
- 脇に脱毛テープを使うなら早めに行う
それぞれ見ていきましょう。
注意点1.パッチテストをすること
初めて脱毛シートを使用する場合は、パッチテストを行いましょう。
肌の目立たない場所で脱毛テープを使用して、1日様子を見てから広い範囲に使用できるかを判断してくださいね。
炎症やかゆみが出なければ問題なく脱毛テープを使用できます。
また、脱毛テープの種類を変更するときは必ず行いましょう。
メーカーごとに配合されている成分やシートの粘着力など異なるからです。
A社の脱毛テープが大丈夫でも、B社の脱毛テープはかゆくなるから駄目だったということもあるので気を付けましょう。
注意点2.Iラインはなるべく避ける
脱毛テープの使用は、なるべくIラインは避けるようにしましょう。
デリケートゾーン用などの脱毛テープもありますが、Iラインは粘膜が近い部分なのでVラインに比べてもさらにデリケートな部分です。
どうしても脱毛テープで抜きたいというときは、粘膜部分にテープを載せないように注意してください。
注意点3.毛を伸ばすこと
脱毛テープは、テープに毛が絡まないと剥がしても抜くことはできません。
5mm以上毛を伸ばしておくとしっかりと絡むのでおすすめします。
ヴィートのようなワックスシートの場合は1,5mmと短くても問題ないこともあるので確認しておきましょう。
注意点4.生理中や日焼けをしているときは使用しない
生理中や日焼けをしている肌には、脱毛テープの使用を控えてください。
肌がとても敏感な状態なので、思わぬ肌トラブルを引き起こすかもしれません。
大丈夫だろうと使用して肌トラブルが出たら、しばらくは自己処理ができず大変な思いをするので使用は止めておきましょうね。
注意点5.アフターケアをしっかりとすること
脱毛テープで処理をした後は必ずアフターケアをしてください。
肌が刺激を受けているのに、そのまま放置していると肌トラブルを引き起こします。
保湿・冷却は必ず行うようにしてください。
注意点6.脇に脱毛テープを使うなら早めに行う
脇に使うなら5㎜は脇毛を伸ばすので、早め行うことをおすすめします。
薄着だと脇毛が見えてしまいます。
もしくは、あまり毛を伸ばさなくても済むワックスシートを使用しましょう。
それでもヴィートのワックスシートだと1,5mm程度は毛を伸ばす必要があります。
伸ばしている間は、脇の見えない洋服を着るなどして対応してくださいね。
まとめ
脱毛テープは、自宅で手軽かつ簡単にできるムダ毛の自己処理方法です。
- カミソリで剃った後の手触りが嫌
- カミソリで剃った後の黒いブツブツが嫌
- なるべくツルツルの状態を長くキープしたい
- 頻繁にムダ毛の処理をするのは面倒
このような方は、1度脱毛テープを使用してみてください。
使用した後の肌は、カミソリ使用時とは異なります。
きちんと事前準備とアフターケアをすれば、脱毛テープも肌トラブルを起こしにくいです。
注意事項を守って、脱毛テープできれいにムダ毛の処理を始めてみましょう。