あなたもドラッグストアやコスメコーナーなどで、「脱毛クリーム」を目にしたことがあるのではないでしょうか。
私が初めて脱毛クリームを使ったのは、中学生のころ。
今は脱毛クリームも進化していて、敏感肌用や剛毛用など、さまざまな商品が。
塗るだけでムダ毛がなくなるので、急遽脱毛しないといけない用事ができて困っている人や、痛みがこわくて脱毛サロンに行けなかった人におすすめです。
今回はそんな脱毛クリームの、効果や使い方、オススメ商品をご紹介します。この記事でご紹介する商品は以下の通り。
まずは脱毛クリームには永久脱毛の効果があるのか、見ていきましょう。
脱毛クリームに永久脱毛の効果はある？
「脱毛」というと、永久脱毛を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
じつのところ、永久脱毛の効果があるのは医療脱毛が行えるクリニックのみ。
脱毛クリームは除毛しかできないので、変わらず毛は生えてきます。
しかし、抑毛効果のある商品を使えば、生えるスピードがすこし遅くなることも。
敏感肌用の商品もあるので、カミソリでの自己処理と比べるとお肌へのダメージを抑えられます。
さらに配合されている美容成分によって肌質もスベスベになるなど、メリットは多いのです。
さまざまな種類がある脱毛クリームですが、実際どれくらい効果が持続するのでしょうか。
持続期間・使用頻度について知り、正しく脱毛クリームを使用しましょう。
脱毛クリームの持続期間・使用頻度は？
脱毛クリームには敏感肌用もありますが、「お肌に優しいから」と、毎日何度も使うことはおすすめできません。
使いすぎるとお肌に負担がかかってしまうので、長期間・頻繁な使用は避けましょう。
平均的な持続期間は約3日～1週間で、個人差があります。
もともとムダ毛が生えるのが早い人ほど持続期間は短いと考えてよいでしょう。
使用頻度は、半月～1ヶ月に1回がベスト。
大切なイベントやここぞというときに使うべきアイテムです。
肌質や毛質ごとに合う商品がある脱毛クリームですが、店舗に通って施術をするエステ脱毛・医療脱毛と迷われている方もいますよね。
ここからは、脱毛クリームをおすすめしたい人をご紹介していきます。
脱毛クリームがおすすめな人の3つの特徴
脱毛クリームをはじめる前、自分にはどの脱毛方法が合っているのかを知ることが大切。
ということでこの章では、脱毛クリームがおすすめな人の特徴を3つご紹介します。
- 永久脱毛より除毛・抑毛効果がほしい
- すぐに安くきれいに脱毛したい人
- 痛みやお店での施術に抵抗がある人
特徴1.永久脱毛より除毛・抑毛効果がほしい
脱毛を完了（永久脱毛）させるには、エステ脱毛で約18回、医療脱毛で約8回の施術が必要です。
期間になおすとエステ脱毛は約3年、医療脱毛は約1年半かかります。
その点脱毛クリームは、脱毛効果は長く続かないものの、塗るだけですぐにツルツルになれます。
永久脱毛の効果は望まず、「除毛だけできればいい」「抑毛効果がほしい」という人におすすめです。
特徴2.すぐに安くきれいに脱毛したい人
海や温泉など、ムダ毛をツルツルにしたい大事な予定が突然入ることってありますよね。
そんなときに役立つのが脱毛クリームです。
脱毛クリームは近くのドラッグストアや雑貨屋さん、Amazonなどの通販サイトにも翌日配送のものがあります。
価格も安く、1,000円未満で購入できるものが多いので、出費も抑えることができちゃうんです。
今すぐ・安く・きれいに脱毛したいなら、いつでもどこでも安く購入できる脱毛クリームがおすすめ。
特徴3.痛みやお店での施術に抵抗がある人
エステ脱毛や医療脱毛に通いたいけど、「脱毛は痛いって聞くし……」と、不安な方も多いはず。
脱毛クリームには痛みがなく、塗って放置するだけでムダ毛が処理できます。
お肌が弱い人が強力な脱毛クリームを使うと、ピリピリとした痛みを感じることもあるので、必ず敏感は肌用を使用しましょう。
その他にも、スタッフさんに施術してもらうのが恥ずかしいと感じる人もいますよね。
脱毛クリームなら自分1人で脱毛できるので、他の人の目を気にせずツルツルお肌になれちゃいます。
自宅で簡単にムダ毛が処理できる脱毛クリームですが、なんでもいいわけではありません。
敏感肌用があるようにさまざまな種類があるので、これからご紹介するポイントに沿って、自分に合った商品を使いましょう。
脱毛クリームを選ぶときのポイント3つ
脱毛クリームは大きく分けて、敏感肌用・美容成分入り・効果が強いものの3つがあります。
間違った選び方をしてしまうと、効果をじゅうぶんに選べなかったり、肌トラブルがおきたりすることも。
ということでここからは、それぞれの商品がどんな人におすすめなのか、選ぶときのポイントをお伝えしていきます。
- 敏感肌の人は低刺激のもの
- 乾燥肌の人は保湿成分が入ったもの
- 毛深い人は効果が強力なもの
ポイント1.敏感肌の人は低刺激のもの
敏感肌の人が効果の強い脱毛クリームを使うと、肌トラブルが起きる可能性が高まります。
脱毛クリームには低刺激の「敏感肌用」という記載がある、お肌に優しい商品がおすすめです。
また、いきなり全身に使用するのではなく、必ずパッチテストを行ってください。
万が一お肌に合わなかったときはすぐに使用を中止し、皮膚科を受診しましょう。
期待した効果が得られなかったからと、頻繁に使用したり、長時間塗ったまま放置したりしてはいけません。
正しい使用方法を守って、安全に美肌を手に入れてくださいね。
ポイント2.乾燥肌の人は保湿成分が入ったもの
脱毛クリームのなかには、美肌成分・保湿成分などが配合されているものがあります。
「使ったらお肌がうるおった」といった声もあるなど、乾燥やお肌の悩みを解決しながら脱毛できるものも。
お肌の乾燥が気になる人は、保湿成分が入ったものを。
お肌のザラつきや肌荒れが気になる人は、美肌成分が入ったものを選んでくださいね。
ポイント3.毛深い人は効果が強力なもの
毛が硬く太い部位・毛が濃い人は、女性用・敏感肌用の商品は効果を実感しにくいことも。
そんなときは効果が強い脱毛クリームがおすすめです。
それでも効果を得られなかった場合は、男性用の商品も視野に入れてみましょう。
女性用よりも、ごっそりムダ毛がなくなるはず。
男性用にも薬用の脱毛クリームなどがあるので、できるだけお肌に優しいものを選んでくださいね。
あなたに合った脱毛クリームの選び方がわかったら、次は実際に使っていきましょう。
正しい使い方をお伝えするので、参考にしてみてくださいね。
脱毛クリームの正しい使い方3ステップ
ここからは、脱毛クリームの使い方を3ステップでご紹介します。
- まずはお肌を清潔にする
- 脱毛クリームを早く・ムラなく塗る
- 必ず指定の時間で脱毛クリームを洗い流す
器具などを使わないので、難しい工程は一切ありません。
肌トラブルを予防するためにも、正しい使い方でお肌に優しい脱毛をしましょう。
①まずはお肌を清潔にする
脱毛クリームはお肌に直接塗るので、汚れや汗が付着したままだと、脱毛効果をじゅうぶんに発揮できないことがあります。
ですので、まずは脱毛部分のお肌の汚れを洗い落とし、清潔にしましょう。
脱毛クリームがお肌に密着しやすくするため、水分はきちんと拭き取ってくださいね。
②脱毛クリームを早く・ムラなく塗る
お肌を清潔な状態にしたら、次は塗る工程に移ります。
コツは早く・ムラなく塗ること。
遅く塗ったりムラがあったりすると、部分ごとの脱毛効果に差がでるだけでなく、肌荒れの危険が高まります。
塗るときは毛の根本が隠れるくらいの厚みで、均一に手早く塗りましょう。
厚く塗っても効果は変わらず、薄塗りだと毛が途中で切れることがあります。
③必ず指定の時間で脱毛クリームを洗い流す
脱毛クリームを塗ったら、どの商品も5～10分程度放置します。
このとき脱毛クリームを塗ったまま長時間置くと、肌トラブルの原因に。
敏感肌の人はとくに注意が必要で、商品ごとに指定された時間を必ず守り、脱毛クリームを拭き取りましょう。
拭き取ったらお湯で洗い流しますが、脱毛クリームが残らないよう、丁寧に洗ってくださいね。
正しい使い方でムダ毛を取り除いた後は、アフターケアを必ず行いましょう。
そうすることで肌トラブルを未然に防ぐことが可能。
ここからは、脱毛クリームの後におすすめのアフターケア方法をご紹介します。
脱毛クリームを使った後のアフターケア2ステップ
脱毛クリームに限らず、ムダ毛の自己処理はお肌に負担がかかるもの。
肌トラブルにも繋がるので、処理後はアフターケアでお肌を整えてくださいね。
正しいアフターケアの方法を、2ステップに分けて見ていきましょう。
ステップ1.脱毛クリームを拭き取ったらクールダウン
脱毛クリームを使用した後は、お肌がほてる・赤くなる・敏感になるといった、肌トラブルのサインが出ることがあります。
赤みなどをそのままにして刺激を与えてしまうと、肌荒れに繋がるので注意が必要です。
脱毛クリームをきれいに落としたら、お肌をクールダウンさせましょう。
このとき、氷でキンキンに冷やすのはNG。
冷やした濡れタオルなどで優しく冷やしてくださいね。
ステップ2.保湿でお肌の調子を整える
優しく冷やしたら、化粧水でお肌を整えます。
使用するのは、低刺激な弱酸性の化粧水・ローションがおすすめです。
ボディクリームやオイルなどは毛穴が詰まりやすいので、保湿のしすぎには要注意。
毛穴詰まりから肌トラブルへと発展する危険性があります。
脱毛クリームの使い方からアフターケアまで、一連の流れがわかりました。
では、1番効果が得られるタイミングや、避けておくべき行動はあるのでしょうか。
脱毛クリームを使うときの注意点4つ
脱毛クリームは自宅ですぐに使用できますが、「いつでもいい」「何をしてもいい」というわけではありません。
ここからは注意点を4つお伝えします。
- 脱毛時の毛の長さは3mm～1cmがベスト
- 最初にパッチテストを行う
- 脱毛前後はお肌に刺激を与えない
- 生理中は避けておくのがベスト
効果を最大限発揮するためにも必ずチェックしておいてくださいね。
注意点1.脱毛時の毛の長さは3mm～1cmがベスト
脱毛クリームでは、長すぎても短すぎても綺麗に脱毛できません。
ある程度長さがなければ、チクチクしたまま残ることも。
反対に1cm以上の長さがあると、途中で毛が切れてうまく処理できないんです。
ですので、脱毛クリームは「3mm～1cm」の長さのときに使用しましょう。
注意点2.最初にパッチテストを行う
お肌が強かったとしても、脱毛クリームが合わない人もいます。
「敏感肌用だから大丈夫！」と全身に使用したら、肌トラブルがおきた……なんてことも。
お肌が弱い・強いにかかわらず、使用前は必ずパッチテストを行いましょう。
とくに脱毛効果が強い商品や男性用商品には注意してくださいね。
注意点3.脱毛前後はお肌に刺激を与えない
脱毛クリームを使用する前後2日は、プール・運動・こする・日焼けなど、お肌に刺激を与えることは避けましょう。
肌トラブルや色素沈着の原因になるので、安静にしておいてください。
脱毛クリームをした当日・翌日は、熱い湯船につかるのも控えておくのがおすすめです。
注意点4.生理中は避けておくのがベスト
生理中はホルモンバランスが乱れ、お肌がいつもより敏感になっている時期。
脱毛クリームの使用は避けたほうがいいです。
生理中に脱毛は脱毛クリーム問わず、脱毛サロンやクリニックでするときも同様。
とはいえ、急なイベントなど「どうしても使いたい！」というときもありますよね。
そんなときはお肌に優しい敏感肌用の脱毛クリームを選び、しっかりとアフターケアを行ってください。
ここまでで、脱毛クリームがおすすめの人、正しい使用方法などがわかりました。
最後はオススメの脱毛クリームをご紹介するので、選ぶときの参考にしてみてくださいね。
オススメの人気脱毛クリーム3選
ひと昔前までは商品数も多くなかった脱毛クリームですが、最近はさまざまな商品が発売されています。
多くの種類が発売されたことによって、肌質に合わせた商品を選ぶことができるようになりました。
オススメの脱毛クリームを3つご紹介するので、あなたに合った商品を見付けましょう！
オススメ1.veetバスタイム専用 除毛クリーム 普通肌用 しっかり除毛タイプ
veetバスタイム専用 除毛クリーム 普通肌用 しっかり除毛タイプ- 成分：低刺激・保湿成分
- 部位：腕・足・ワキ・ビキニラインのみ
- 置き時間：3分
浴室用でない場合、湿気のない部屋で使用しないと、水分によって効果が薄れてしまうことも。
しかしこの「veetバスタイム専用 除毛クリーム」は浴室用につくられた脱毛クリームで、水に流れにくいのが特徴です。
お風呂の中で使えるので、お部屋が汚れたり、寒かったりする心配もいりません。
さらに脱毛力が強いので、毛深い人におすすめの脱毛クリームです。
オススメ2.エピラット 除毛クリームキット（トリートメントEX配合）
エピラット 除毛クリームキット- 成分：保湿成分
- 部位：腕・足・ワキのみ
- 置き時間：5～10分
「エピラット 除毛クリームキット」には、トリートメントEXが配合されています。
トリートメントEXとは、シアバター・マカデミアナッツオイルのことで、お肌をしっかり保湿してくれる成分のこと。
保湿に特化している商品なので、ムダ毛を処理しながら、乾燥肌をもっちりさせることができちゃいます。
オススメ3.ヴィーナスラボ タラソボーテエピクリーム
ヴィーナスラボ タラソボーテエピクリーム- 成分：低刺激・美容成分・肌荒れ抑制成分・抑毛成分
- 部位：顔・頭・粘膜・デリケートゾーン以外
- 置き時間：5～10分
「ヴィーナスラボ タラソボーテエピクリーム」は低刺激の商品なので、お肌が弱い人でも安心して使えます。
たっぷりの美容成分・肌荒れ抑制成分が入っているので、肌ケアも同時に行えるのが嬉しいですよね。
しかも抑毛成分も配合されているので、使っていくうちに毛が伸びるスピードを抑えることもできます。
多くの効果がつまった脱毛クリームは、美意識の高い女性におすすめです。
まとめ
脱毛クリームは、カミソリや毛抜きでの自己処理に比べてお肌への負担も少ないうえ、美肌になる効果もあります。
自己処理でお肌がカサカサに乾燥したり、色素沈着などの肌トラブルが気になったりしていた人におすすめです。
お値段もお手頃で、自宅でかんたんにできる脱毛方法なので、ぜひ一度試してみてくださいね。
