ムダ毛を処理する時に、自分で処理している方も多いと思います。
けれど肌のダメージや仕上がりを考えると、やはり一番良いのは専門のクリニックやエステサロンに行ってプロにお任せすることです。
現在では一口に脱毛といっても、レーザーや光など様々な技術があります。
自分の肌の状態や仕上がりの希望に合わせて、より最適な施術を受けることができます。
今回は、クリニックやサロンで受けられる様々な脱毛技術をご紹介します
- 脱毛効果が高い医療レーザー脱毛
- 痛みが少なくて手軽な光脱毛
- 確実に狙った毛を処理できるニードル脱毛
- 肌に優しいハイパースキンケア脱毛
- 細かい産毛も処理できる
クリニックで施術される脱毛は「医療レーザー脱毛」
脱毛サロンよりもお値段が高いけれど、医療機関ということで安心度が高いクリニック。
クリニックでの脱毛にも、様々な種類があります。
ここでは医師がいるクリニックでしか受けられないレーザー脱毛について、種類やメリット、デメリットを紹介します。
広範囲の脱毛を短時間で済ませる「医療レーザー脱毛」
クリニックで行われる脱毛は、医療用のレーザーを使って脱毛する「医療レーザー脱毛」です。
名前は聞いたことがあるかもしれませんが、レーザーで脱毛できるメカニズムまではあまり知られていません。
医療レーザー脱毛では、毛と毛を育てる細胞にレーザーを照射。熱で毛母細胞を破壊するため、毛が生えなくなります。
医療レーザー脱毛のメリットは「脱毛効果の高さ」
医療レーザー脱毛のメリットは、一番に脱毛効果が高いということ。
医療行為として認定されているほどレーザーの出力が高いので、医療機関でしか施術できません。
また照射が強力なため、一度脱毛に成功した箇所から再び毛が生えてくることはなく、永久脱毛が可能です。
エステサロンで行われる光脱毛は毛が生えてくるのを遅らせるだけで、「永久」脱毛することはできません。
二度とムダ毛が生えてこない永久脱毛を目指すなら、医療レーザー脱毛を検討するのが良いと思います。
しかも医療レーザー脱毛は、脱毛が完了するまでの回数や期間も、エステサロンに比べると回数も少なく、短期間で済みます。
脱毛部位 | 満足度80% | 満足度100% |
---|---|---|
足 | 約5回 | 約12回 |
ワキ | 約6回 | 約12回 |
腕 | 約5回 | 約12回 |
Vライン | 約6回 | 約12回 |
IOライン | 約9回 | 約14回 |
顔 | 約9回 | 約14回 |
そしてもう1つのメリットは、医療機関による施術のため、もし肌トラブルがあってもすぐ対応してもらえるということです。
エステサロンでは、万が一肌トラブルが起こった時も医師がいないので処置をしてもらうことが出来ません。
安全に脱毛を行いたい方は医療クリニックでの脱毛をおすすめします。
医療レーザー脱毛のデメリットは「料金の高さ・痛み」
次は医療レーザー脱毛のデメリットについて見ていきましょう。
まず1つ目のデメリットとしては、料金がエステサロンに比べて高額であることです。
クリニックでの脱毛は医療行為にあたるため、医師のもとで特別な資格を持った医療従事者しか対応できません。
そのため特別な資格がいらない脱毛サロンに比べて、料金も高くなります。
また施術効果が高い分、エステの脱毛よりも痛みを感じやすいというデメリットもあります。
痛みに弱い人は、施術を辛いと感じるかもしれません。
クリニックでは笑気麻酔やクリーム麻酔などを使用することもできるので、あまりにも痛みが辛い時は相談してみてください。
医療レーザー脱毛のメリットとデメリットを以下にまとめてみました。
おすすめポイント | 難点 |
---|---|
効果的に脱毛できる 一度脱毛できれば一生毛が生えてこない 肌に問題が起こっても相談できる 頻繁に通わなくてOK | エステの脱毛と比べ高額 レーザー照射時に痛みを感じやすい |
痛みが少なく低刺激の「ダイオードレーザー」
医療レーザー脱毛で使われるレーザーにはいくつか種類があります。
最初にご紹介するのは、比較的痛みが少ないと評判の「ダイオードレーザー」です。
こちらのレーザーは、国内でも最新・トップクラスの医療用機械。アメリカのFDA(日本の厚生省にあたる機関)が認可しているので、安全性も永久脱毛の効果も期待できます。
ダイオードレーザーの魅力は下記の通りです。
- 脱毛に満足な結果が得られやすい
- 痛みを感じにくい
- お肌を傷つけにくい
- 人体への安全性が高いとされる
「アレキサンドライトレーザー」はお肌を冷やしつつレーザー施術できる技術
次に紹介するのは「アレキサンドライトレーザー」です。
アレキサンドライトレーザーは、1997年に日本に導入されたレーザーです。
アレキサンドライトレーザーは、アメリカのキャンデラ社が作った、アレキサンドライトという宝石を使っている医療用レーザーです。
レーザーでの脱毛は、肌が熱くなるので必ず冷やす必要があります。
エステサロンで脱毛する時、最初に塗布する冷たいジェルやクリームは、肌を冷却するためのものです。
けれど「アレキサンドライトレーザー」を使えば、ひんやり冷たいジェルは不要です。
「アレキサンドライトレーザー」は、日本では20年近く前から使われている定番のレーザーです。
一番のポイントは、冷却ガスを噴射しながら施術をするので、ジェルを塗らなくて済むこと。
単に工程が省けるというだけでなく、常に冷やしながら照射できるので、痛みを感じにくいというメリットもあります。
アレキサンドライトレーザーには以下のような特徴があります。
- 冷却ガスのおかげで痛みを感じにくい
- 施術時間が早い
- 日本人の肌質にあっている
- 肌を引き締める効果がある
- シミやそばかすなどにも効果的
日焼けした肌にも使える「YAGレーザー」
YAGレーザーは、波長がとても長いレーザーです。
そのため、毛穴の奥までしっかりレーザーを当てることができます。
毛が濃いせいでなかなか脱毛効果を感じられないとお悩みの方にもおすすめです。
日焼けした肌や地黒の人は、エステサロンでもクリニックでも施術を受けられないことがほとんどです。
しかしYAGレーザーは、日焼けした肌や地黒の人でも脱毛が可能です。
これは、YAGレーザーが届く場所はメラニン色素がある表皮よりももっと奥深くであるからです。
エステサロンは除毛&減毛が目的の「光脱毛(フラッシュ脱毛)」
次はエステサロンで行われる光脱毛について説明します。
光脱毛は、肌に特殊な光を当てて除毛と減毛をする脱毛です。
クリニックの医療脱毛とは違って、永久脱毛ではありません。
そのため、光脱毛をしたとしても、また毛が復活して生えてくることがあります。
光脱毛には
- IPL(インテンス・パルス・ライト)方式
- SSC(スムース・スキン・コントロール)方式
の2つの種類があります。それぞれ毛が抜ける仕組みも違うので詳しく説明します。
美肌効果も得られる光脱毛「S.S.C.脱毛」
S.S.C.脱毛を採用しているサロンには、ミュゼや脱毛ラボなどがあります。
この脱毛のポイントは、最初にジェルを塗ること。このジェルには抑毛効果があります。
S.S.C.脱毛の機器を使って施術する際に、ジェルが光に反応して毛穴の奥に入り込み、浸透することで、毛の成長を抑えることができるのです。
波長が幅広く短時間で処理できる光脱毛「IPL脱毛」
IPL脱毛で照射する光は、メラニンを含む黒い部分にのみ反応します。
毛が黒いのはこのメラニンによるものなので、IPL脱毛ではムダ毛をピンポイントで狙い撃ちします。
IPL脱毛は、毛母細胞に直接ダメージを与えます。
永久脱毛ではありませんが、S.S.C方式に比べ、医療レーザー脱毛の仕組みに近い施術方法です。
IPL脱毛を採用しているサロンには、キレイモやエタラビ、銀座カラーがあります。
光脱毛のメリットは「値段の安さ・痛み」
光脱毛のメリットは、敷居の低さと費用です。
脱毛サロンは全国に急速に増えており、比較的手軽に脱毛を始めることができます。
また、定額制で脱毛できるサロンや、様々なクーポン、割引プラン、キャンペーンを実施しているサロンもあるので、医療レーザー脱毛よりも費用はかなり抑えられます。
また、医療レーザーによる脱毛よりも痛みを感じにくい点も見逃せません。
痛みをほとんど感じないという人もいるようです。
光脱毛に使われている光は、元はフォトフェイシャルという美顔器で使われていたもの。
使い続けることによって、肌を美肌になれるというメリットもあります。
光脱毛は出力が弱く肌への刺激が少ないので、肌が弱い人や敏感肌の人でも脱毛が可能です。
さらに、脱毛サロンは内装にもこだわっており、高級感あふれる雰囲気。行くだけで癒されるという人も多いようです。
光脱毛のデメリットは「永久脱毛」ではないこと
光脱毛の一番のデメリットは、永久脱毛ではないということ。
光脱毛の目的はあくまでも「減毛や除毛」なので、光脱毛をして一時的に毛が無くなっても、また毛が生えてくることがあります。
光脱毛は医療レーザー脱毛に比べて効果も低いので、満足するまでに必要な回数も多くなってしまうというデメリットがあります。
しかもエステサロンで光脱毛をして、肌にトラブルが起きてもサロンでは処置してもらうことが出来ません。
光脱毛のメリットとデメリットをまとめてみました。
光脱毛のメリット | 光脱毛のデメリット |
---|---|
安く脱毛が出来る 美肌効果もある 痛みが少ない 店内が綺麗で癒される 肌が弱い人でも施術可能 | 医療レーザー脱毛に比べると効果が低い 永久脱毛ができない 回数がかかる トラブルがあっても処置してもらえない |
【こんな種類もあります】ニードル脱毛・ワックス脱毛・ハイパースキン脱毛
メジャーな脱毛の種類といえば、医療レーザーや光脱毛です。
けれどこれ以外にも、まだまだ脱毛方法はあります。
それぞれの方法について、メリットとデメリットを紹介します。
専用の針で直接毛根に電流を流す「ニードル脱毛(電気脱毛)」
毛穴に針を差しそこに電流を流すことで、毛の元となる「毛母細胞」を破壊するのがニードル脱毛です。
メリットは、1本ずつ処理するので確実に脱毛できること。
デメリットは施術に時間がかかることと、部位によっては強い痛みを感じることです。
休止期の毛にアプローチする「ハイパースキン脱毛」
毛には、毛周期という発毛~休止のサイクルがあります。
休止期の毛は、まだごく小さな種の状態。表面からは見えません。
その後皮膚の下で徐々に成長して、皮膚の表面に毛が生えた状態になります。
このハイパースキン脱毛は、休止期のまだ見えない毛の種にアプローチ。
毛が生えて来ないようにする予防型の脱毛です。
メリットは、他のサロンで断られてしまうような敏感肌や肌の弱い方でも施術ができること。
デメリットは料金が高く、効果を実感できるまで時間がかかるということです。
ワックスが接着する力を利用した「ワックス脱毛」
ワックス脱毛は、ワックスを肌に塗り、一気に剥がすことでムダ毛を引き抜きます。
メリットは光に反応しない細かい産毛も処理できること。
デメリットは刺激が強く痛みを伴う場合があることです。
クリニックとサロンで行う脱毛の違いを一覧表でまとめてみた
脱毛を検討している時、エステサロンで脱毛するかクリニックで脱毛するか悩むところです。
エステサロンとクリニックでの脱毛について比べた表を用意しました。
項目 | エステサロン | クリニック |
---|---|---|
施術料金 | 安い | 高め |
脱毛効果 | 低い | 高い |
永久脱毛 | 出来ない | 出来る |
痛み | 少ない | 強い |
回数や期間 | 長くかかる | 少なくて済む |
トラブルがあった時 | 対応できない | 医師が対応 |
施術者 | エステティシャン 資格が無くても施術可能 | 医療の資格を持った医療従事者のみ |
これによると、クリニックの方が良い条件がそろっていますね。
価格が高くても施術後のトラブルに対応できるクリニック
クリニックでの脱毛のデメリットは、エステ脱毛に比べて料金が高いことと痛みが強いことです。
しかし、脱毛効果が高くトラブルがあっても医師が対応してくれます。
料金は高くても、効果と安全性を求めるのであればクリニックで脱毛することをおススメします。
クリニックで脱毛をするなら、脱毛に特化した美容皮膚科リゼクリニックがおすすめです。
女性医師が無料でカウンセリングを行い、3種類のレーザー脱毛の中からあなたの肌質・毛質にあった方法で脱毛してくれます。
料金を抑え、手軽さを優先したいならサロン
サロンで脱毛するデメリットは、効果が出るまでに時間がかかることと、肌のトラブルがあっても対応してもらえないことです。
しかし、料金が低く痛みも少なめです。
減毛程度で良い人や、脱毛料金を抑えたい人はサロンで脱毛することをおすすめします。
脱毛サロンでの脱毛を考えているなら、永久脱毛に近いIPL脱毛を採用しているキレイモがおすすめです。
料金はわかりやすい月額固定制。
施術スピードが速い機械を使っていて、全身の脱毛が他サロンの1/2~2/3で済むという点も魅力です。
【タイプ別】2024年12月現在のオススメ脱毛クリニック
医療脱毛をするならオススメクリニック
アリシアクリニックの魅力は、脱毛サロンよりも高いと言われている医療脱毛でも全身脱毛プランで月々9,100円で実施できること。
初月2か月分は無料。さらには、医療脱毛には珍しい通い放題プランがあるのも魅力。
光脱毛より痛いと言われている医療脱毛での痛みになるべく少なくした最新の脱毛器「ライトシェアデュエット」を使用していること。
オススメ度 | |
---|---|
特徴① | 全身脱毛プランが月々9,100円!初月2か月分は0円 |
特徴② | 脱毛サロンからの乗り換えで54,150円お得!学割だと最大44,150円お得! |
特徴③ | 痛みが少ない最新の脱毛医療器を採用 |
自宅で脱毛するなら
家庭用脱毛器で断トツでオススメなのがケノン。
家庭用脱毛器は光の出力が弱く効果がないと言われますが、ケノンは光の出力が高く利用者からの評判を高いです。
効果が出にくいヒゲなどの剛毛にも使えるとの声も。脱毛サロンは少し敷居が高いと思ってる人には、一度ケノンを試してみることをオススメします。
オススメ度 | |
---|---|
特徴① | 家庭用脱毛器で利用者が圧倒的に多く満足度98.4% |
特徴② | 脱毛器ランキングで3年以上No.1の確かな実績 |
特徴③ | 初心者でもカンタンに使える!日本製で安心。 |
痛みや効果、料金について納得できるところで脱毛しよう
サロンや医療クリニックで受けられる、5つの脱毛の種類についてご紹介しました。
それぞれの方法には、メリットもデメリットもあります。
- お金はどれくらいまで出せるのか
- 永久脱毛をしたいのか減毛でいいのか
- 痛みはどれくらいまで我慢できるのか
- 肌は黒いか黒くないか
- 日焼けをしているか
- 皮膚の状態はどうか
- 安全性はどこまで求めるのか
自分の肌の状態や脱毛に対して重視するを考えて、自分にピッタリの方法を選択してください。